きれいな車に共通する「3つの習慣」
施工内容よりも差が出る、本当のポイント
この1年、さまざまなお車の施工・メンテナンスに携わる中で、強く感じたことがあります。
それは、「きれいな状態を保っている車には、共通する習慣がある」ということです。
高額な施工をしているかどうかよりも、日々の扱い方・考え方の差が、半年後・1年後・2年後の状態を大きく分けています。
今回は、実際の現場を通して見えてきた“きれいな車に共通する3つの習慣”をご紹介します。
① 洗車を「やりすぎない」
きれいな車ほど、実は洗車回数が多すぎません。
もちろん放置はNGですが、
- 汚れていないのに毎週洗う
- こまめに触りすぎる
こうしたケースでは、摩擦によるダメージが少しずつ蓄積していきます。
逆に状態の良い車は、
- 汚れたら洗う
- 軽く流すだけで済ませる
- 無理に完璧を目指さない
という“ちょうどいい距離感”を保っています。
② 「何かする前」に相談している
状態が良い車のオーナー様ほど、
「とりあえずやる」よりも
「今、本当に必要か?」を確認されています。
- 洗車だけで十分な状態
- 部分的なケアで足りるケース
- まだ触らない方がいいタイミング
こうした判断は、早めに相談することで可能になります。
結果として余計な施工をせず、長くきれいな状態を維持できています。
③ ダメージが“小さいうち”に対処している
きれいな車は、
完全に劣化してから動くのではなく、
- 少し気になった段階
- 艶が鈍く感じた時
- 汚れが落ちにくくなった時
この“初期段階”で対処しています。
結果的に
- 研磨量が少なく済む
- 被膜を活かしたメンテナンスが可能
- 全面再施工を避けられる
という、理想的な流れになります。
きれいな車ほど「何もしない勇気」がある
印象的なのは、
きれいな状態を保っている車ほど
「今は何もしない」という判断が多いことです。
- 洗車だけで十分
- メンテナンス不要
- 次のチェックは数ヶ月後
これは決して手を抜いているわけではなく、状態を正しく把握しているからこそできる選択です。
プロ目線で大切にしていること
車をきれいに保つために一番大切なのは、
「たくさん施工すること」ではありません。
- 触りすぎない
- 状態を知る
- 必要なことだけを行う
この積み重ねが、
1年後・2年後の大きな差になります。
2025-12-29 | Posted in ブログ