【要注意】秋〜冬に雨染みが一気に増える理由とは?
実は“雨”より○○が原因です
「最近、雨染みが残りやすくなった気がする」
「洗車しても、なんとなくスッキリしない」
秋から冬にかけて、こうしたご相談が一気に増えます。
実はこの時期、ボディに雨染みができやすい条件が揃っているのをご存じでしょうか。
今回は、コーティング専門店Glanzが秋〜冬に雨染みが増える本当の原因と、その対策を分かりやすく解説します。
🔍 雨染みの正体は「雨」ではない
多くの方が勘違いしがちですが、雨染みの原因は「雨水そのもの」ではありません。
正体は、
👉 水に含まれるミネラル分(カルシウム・マグネシウムなど)
雨や夜露が乾く際、水分だけが蒸発し、ミネラル分だけが塗装表面に残ることで、白い輪ジミ・ウロコ状の跡として固着します。
🍂 秋〜冬に雨染みが増える3つの理由
① 夜露・結露が増える
秋から冬は、
- 昼夜の寒暖差
- 朝晩の冷え込み
によって、夜露や結露が非常に発生しやすい季節です。
この夜露は雨と違い、
・長時間ボディに付着
・気づかないうちに乾く
ため、ミネラルが残りやすくなります。
② 日照時間が短く、乾くまでが長い
夏場はすぐ乾く水滴も、
秋冬は乾くまでに時間がかかります。
この「ゆっくり乾く」過程で、
ミネラル分が塗装に定着しやすくなり、
雨染みとして残りやすくなるのです。
③ 空気中の汚れ+水分が結合する
秋冬は、
- 排気ガス
- 黄砂の残留
- 花粉の終盤成分
などが水分と混ざり、
より落ちにくい汚れとして塗装に残ります。
特に
- ボンネット
- ルーフ
- フェンダー上部
といった“水平面”は要注意です。
💡 対策①:コーティングの「性質」を見直す
雨染み対策で重要なのが、
撥水 or 親水の選び方です。
✔ 撥水タイプ
- 水玉が転がりやすい
- 見た目は良い
- ただし、水滴が残ると染みになりやすい
✔ 親水タイプ
- 水が膜状になって流れる
- 水滴が残りにくい
- 雨染み対策には非常に有効
👉 秋〜冬・屋外保管・雨天走行が多い方には
親水コーティングが特におすすめです。
💡 対策②:「雨上がりに放置しない」
一番シンプルで効果的なのがこれです。
- 雨の翌日
- 夜露が付いた翌朝
👉 軽く水を流す or 拭き取るだけでもOK
完全な洗車でなくても、
ミネラルが固着する前に落とすことで
雨染みの発生を大幅に防げます。
💡 対策③:1〜2年に一度のリセット
雨染みは、
完全に固着してしまうと洗車では落ちません。
- うっすら曇って見える
- 艶が鈍く感じる
- 写り込みがボヤける
こうした症状が出てきたら、
メンテナンス磨き+再コーティングがベストタイミングです。
📌 Glanzからのひとこと
雨染みは「放置の積み重ね」で増えていきます。
逆に言えば、正しいコーティング選びと、ちょっとした意識で防げるトラブルでもあります。
Glanzでは、
- 保管環境
- 使用頻度
- 季節
に合わせて、
最適なコーティング(撥水・親水)をご提案しています。
雨染みでお悩みの方、これからの季節に備えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
お車の状態を見極めたうえで、最適なメンテナンス・コーティングをご案内いたします。
西宮・芦屋・神戸・宝塚・尼崎エリアの皆さまのご来店を、Glanz一同心よりお待ちしております。